
円安だからワーホリでオーストラリアに行って稼ぎたい!でも実際どれくらい稼げるの?

ワーホリでたくさん稼ぐためにやっておくべきことは??
この記事を読んでいるあなたは、オーストラリアでどれくらい稼げるか気になっていると思います。
円安の影響で、簡単に高収入が期待できると噂のオーストラリアですが…
甘く見てると大失敗しますよ。
そこでこの記事では、実際に1年半ほどワーホリでオーストラリアに住んだ私が以下のことについて解説します!
を紹介します。
治安がよく英語圏、最低賃金も高いことから、ワーホリの行き先として人気が高いオーストラリア。
しかし、実際に生活してみて感じたのは、
「事前に集めたネットの情報と、かなり違いがある」
ということでした。
この記事では、実際に英語力ゼロ、知り合いゼロだった私だからこそ書ける、リアルな給料事情をお伝えします。
【高時給?!】ワーホリ中のアルバイト最低賃金と平均給料

まずはじめに、オーストラリアのアルバイトでの最低賃金がどれくらいなのかを解説します。
2024年最新の日本の最低賃金は、全国平均で¥1,004(/1時間)でした。
それと比べてオーストラリアはいくらなのでしょうか?
2023最新のオーストラリア最低賃金は、23.23豪ドル
オーストラリアの2024年最新の最低賃金は、23.23豪ドル(/1時間)です。
日本円にすると約¥2,446(1豪ドル=105.28円)になりますね。
円安の影響もあり、日本に比べるとかなり高い!
こんなにもらえるのであれば、日本から出稼ぎに行く人が増えるのも納得いきますね。
さらに、休日や祝日にシフトに入れば、ほとんどの職場で1.5〜2倍の給料が出ます!
真面目に働けば最低賃金でも、かなりの高収入が見込めますよ。
【注意】現実は最低賃金以下で働くことがほとんど
最低賃金が高く、一見すると高収入が見込めそうなオーストラリアですが…
現実をみると、そう甘くない…
というのも、日本人の場合、よほど英語力が高くないと、最低賃金以上で働くことはむずかしいのです。
英語力が低くても仕事にありつけるジャパニーズレストランや皿洗いのアルバイトは、最低賃金以下で働かせる事業者が多いのが現状。
オーストラリア人でさえも、都市部では特に求職者が多く、アルバイトは高倍率。
他国からもワーホリで多くの人が来る中で、英語が話せない日本人が雇われるのはなかなか難しいですよね。
このような背景もあり、ワーホリで来ている多くの日本人は、まずは仕事を見つけないと生活するのが難しいので、しぶしぶ低賃金の条件を受け入れて働いています。
【対策】高収入の仕事につくためにやるべきこと

以上、ワーホリの仕事探しの現状をお伝えしました。
最初から高待遇の仕事につくためには、かなりハードルが高いです。
では、具体的にどうすれば高待遇の仕事につけて、稼げるようになるのでしょうか。
この記事では、渡航前に日本でできることをお伝えします。
【対策①】英語力をあげておく
まずあなたが日本でできるいちばん大切なことは、最大限に英語力をあげておくこと。
ここまでお伝えした内容を読めばわかるかと思いますが、英語力は収入に直結します。
もし、問題なく英語で仕事ができると認められれば、応募できる選択肢が大きく広がるでしょう。
あなたの人柄や英語力が認められ、高収入バイトを獲得できればかなりの高収入が見込めますよ!
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ワーホリに行く前にここで英語力を上げ、高収入の仕事に就けるように、英語力をあげましょう!
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【対策②】職探しに有利な資格を取得する
英語が話せなくても、資格を有効活用すれば有利に職探しを進めることができます。
以下、日本人が持っているとワーホリで役立つ資格を上げるので、参考にしてください。
運転免許
日本で運転免許を持っていれば、自治体の免許センターで国際免許を取得し、オーストラリアで運転できるようになります。
詳しい申請方法はこちら
この国際免許があれば、デリバリー、配達業務に応募することができます。
これは、軽バンを運転し、食品や酒などを都心部のレストランに届けるのが主な仕事です。
職場が田舎の方にある場合が多く、かなり力仕事なのでデメリットは多いですが、慣れてしまえば高収入を期待できます。
TOEFL、IELTS
どの仕事に応募するときも、あなたは外国人です。
まず「この人、ちゃんとコミュニケーション取れるの?」という点が評価されます。
そのため、TOEFL、IELTSのどちらかを受けて、高スコアをとっておくのが良いでしょう。
ここで注意するのは、TOEICや英検は、世界的な知名度が低く、英語力の証明になりづらいことです。
これらのテストは基本的に、日本社会でしか用いられていません。
TOEFL、IELTSで英語力が証明できれば、他の日本人やワーホリメーカーをリードできること間違いなしです。
介護士
オーストラリアでは、介護士が足りていません。
そのため、資格と実務経験を持った方であれば、比較的容易に仕事に就けるようです。
実際に介護系資格を持った若者がオーストラリアにいき、月80万円稼いだというケースもあるみたい。
もちろん、運やタイミングもあってのことですが、日本ではたらいて得られる待遇よりも、かなりの高待遇で働けるケースが多いですよ!
美容師
美容師もよく見る求人の一つです。
接客業なので英語は必須ですが、経営者によっては、英語力が低くても技術力重視で採用されるケースがあるみたいですよ。
都心部ではたくさんの美容院があるので、自分でレジュメを配って採用面接にこぎつけるのもアリ。
営業時間も、遅い時間までやっている美容室は少ないので、日本よりもワークライフバランスが取りやすいです。
日本語教師
日本語教師もよく見る高待遇求人です。
オーストラリアは日本語学習者が多いことで有名。
日本の文化やアニメに影響を受けて、多くの人が日本語学校に通っています。
日本語教師養成講座420時間を修了しており、実務経験がある方はかなり有利。
大人に教えるスクールや土曜限定の日本語学校のアシスタント業務など、職場も多岐にわたります。
未経験でも資格があれば募集条件を満たせる求人もあるので、好条件の仕事にありつける可能性が高いです。
【経験談】英語が話せなかったわたしのワーホリ中の給料を公開!

ここまでは、オーストラリアの最低賃金は、日本と比べるとかなり高いが、現実はほとんどの人が最低賃金以下で働いていること。
渡航前に日本でできることをお伝えしました。
ここからは、英語力ゼロのわたしが1ヶ月どれくらい稼いでいたのか。
リアルな金額を大公開します。あくまでひとつの事例ですが、周りのワーホリ日本人をみても平均的な金額だと思います。
【実録】オーストラリアワーホリ中の1ヶ月の給料
最初の3ヶ月 ジャパニーズレストラン:
時給:13豪ドル
週2日出勤
1日の勤務時間:5時間
13豪ドル×5時間×2日=130豪ドル(1週)
130豪ドル×4週=520豪ドル(1ヶ月)
最初の3ヶ月は場所を選ばず、とりあえず働けるところを模索。
渡航後すぐに仕事を探しはじめ、1ヶ月ほどで仕事につきました。
この金額にプラスして、アスリートとしての試合出場給+勝利給がはいります。
アスリートとしての練習がない日をアルバイトに当てました。
3ヶ月目~8ヶ月目 ジャパニーズレストラン:
時給:15豪ドル
週2日出勤
1日の勤務時間:5時間
15豪ドル×5時間×2日=150豪ドル(1週)
150豪ドル×4週=600豪ドル(1ヶ月)
英語力が上がりはじめたころ、ちょうど知り合いの日本食レストランに空きが出たので働くことに。
練習がない日をアルバイトに当てました。
ウェイターやキッチンの仕事を一通りやりましたが、これでも最低賃金以下のままでした。
8ヶ月目以降 工事現場の廃材処理:
時給:1日120豪ドル
週3日勤務
1日の勤務時間:9:00~14:00
120豪ドル(1日)×3日=360豪ドル(1週)
360豪ドル×4週=1440豪ドル(1ヶ月)
所属していたチームから移籍したタイミングで、新しいチームの会長から高収入の仕事をいただきました。
職場は集合住宅の建築現場で、周りは全員オーストラリア人。
廃材をゴミ捨て場に運ぶだけの単純作業でしたが、いきなり来たアジア人をこころよく受け入れてくれましたし、一番働きやすかった職場でした。
ここでようやく時給が最低賃金以上になります。
わたしの場合、これらの給料にプラスしてセミプロアスリート選手としての試合給、マンツーマンレッスン講師の月謝があったので、
英語力が低いなかで、かなり金銭的に余裕がある海外生活ができました。
【確実に稼げる】オーストラリアでの高収入バイトを紹介!

ここからは、オーストラリアでのワーホリで高収入を見込めるアルバイトを紹介していきます。
ネイティブとも問題なく英会話できるくらい英語力が高く、運とタイミングが合えばこのような仕事も夢ではありませんよ!
せっかく1年間オーストラリアで仕事ができるのです。
これらの仕事をゲットし、たくさん稼ぐことを目標に英語学習に励みましょう!
ローカルのレストラン、カフェ
必要資格:特になし(バリスタ)
英語レベル:上級
時給:21豪ドル〜
・高い英語力が求められるが、皿洗いからでもスタート可能
・都市部を外せばチャンスあり?!
清掃業
必要資格:運転免許証
英語レベル:初級〜
時給:22豪ドル〜
・朝型や夜中の勤務が多い
・韓国、南米系が多い
・掃除好きや手が器用な人はアピールのチャンスあり
配達
必要資格:運転免許証、(フォークリフト免許)
英語レベル:中級
時給:25豪ドル〜
・職場が田舎の方にある場合が多い
・韓国、南米系が多い
・重労働で、重いものを運んだりする
マッサージセラピスト
必要資格:特になし(実務経験)
英語レベル:中上級
時給:23豪ドル〜
・都市部に職場がある
・未経験でもトレーニングあり
・女性を積極採用している
日本語教師
必要資格:国語教員免許、日本語教育検定合格など
英語レベル:中上級
時給:30豪ドル〜
・日本語ネイティブを活かせる
・生徒の日本語レベルがたかければ、話し相手になるだけで給料がもらえるなんてことも
【経験談】高待遇の仕事に就ける仕事の探し方

ここまでは、オーストラリアの給料事情についてお伝えしてきましたが、どのように探せばよいのでしょうか。
ここからは、具体的な仕事探しの方法をお伝えします。
方法①知り合いに紹介してもらう
もし現地に知り合いがいれば、その方に紹介してもらいましょう。
ある程度職場で信頼されていれば、そのひとの紹介ということで採用確率が上がります。
さらに、お互いをよく知っていれば職場に馴染めるかどうかがわかるので、いい職場に出会いやすくなるでしょう。
また、語学学校などで知り合いを作り、そこから高待遇ジョブをゲットする人も多いみたいです。
もし、現地の知り合いがいなければ、何らかのコミュニティに入り、求人情報をキャッチしてつなげてもらいましょう。
方法②語学学校の求人をみる
語学学校に通えば、生徒のために必要な情報が多数掲載されています。
ここで掲載されている求人はワーホリ向けのものが多く、英語力が低い方でもOKな職場が見れるので、募集条件にマッチしやすくなっています。
教室の掲示板などで掲示する学校が多いようですが、なくても職員室を訪ねれば教えてくれるでしょう。
方法③レジュメを配る
応募したいお店に行って、レジュメを配るのも一つの手です。
実際にお客さんとして足を運び、「ここで働きたいな」と思ったら履歴書を渡して働きたい旨を伝えましょう。
この方法は成功率は低いですが、一番熱意が伝わりやすいですよ。
英語力が低くても、やる気さえ伝わればチャンスはあるかも。
当時の周りの日本人も、この方法で何人か仕事をゲットしてました。
方法④求人サイトから申し込む
この方法が一番シンプルで、誰でもできる職探しです。
オーストラリアには日本人向けの求人が一覧で見れるサイトがあります。
条件等にあう仕事を見つけ、そこから連絡先にレジュメをメールで送信。
返事を待ちます。
以下、オーストラリア内の仕事探しができるサイトをピックアップしましたので、ご確認ください。
どんな求人が出てるか見れるので、面白いと思いますよ!
JAMS
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