この記事は、こんなお悩みを解決します。
・youglishの使い方がわからない
・youglishの効果的な活用法を知りたい
youglishというアプリは、英単語を検索にかけると、youtube上でその単語が使われているシーンを表示してくれるアプリです。

筆者のトッシュは、単語をyouglishで調べながら覚えていき、TOEICスコア400以上アップ。外国人とも1時間以上英会話ができるようになるまで成長しました。
英会話を勉強するうえで必須教材であるyouglishですが、ただ単語を検索して動画を見るだけでは、単語が定着せず、ボキャブラリーは増えません。
せっかく無料でこんなに高性能な機能が使えるのに、使い方を知らずにムダにしてしまうのはもったいないですよね。
この記事では、そんな経験をもとに、youglishの効果的な活用法から、実際に使って書いたレビューをお届けします。

☑英語学習歴5年。30以上のアプリやオンライン英会話を利用
☑英語力ゼロからオーストラリアでプロアスリート
☑ネイティブとオール英語で仕事&シェアハウス
☑TOEIC300 ➔740
1年半ほどの海外生活で、英語学習のリアルを見てきました。そんな経験をもとに、読者のみなさんに、ほんとうに英語学習に役立つアドバイスをしていきます。

【神アプリ】youglishの使い方を実際の画面を用いて解説
まずは、youglishでできることを、実際の画面を使いながら解説します。
①検索機能
知らない単語に出会ったら、こちらで英単語を検索できます。
②動画+スクリプト機能
検索したら、youtube上にある「その単語が使われたシーン」が一覧で出てきます。
③速度調整&スキップ機能
リスニング学習にあると便利なスロー&倍速再生機能とスキップ機能があります。
この「→」ボタンを押すと…
速度調整やスキップができるようになる!
④同時スクリプト機能
こちらのボタンを押すと…
動画と同時進行でスクリプトが動きます!シャドーイングやディクテーションにも使えるようになってますね。
⑤発音レコード機能
こちらのマイクボタンを押すと…
自分の発音を録画してチェックできるようになっています。
youglish有料版の料金と無料版でできること
無料版で使える機能
・検索:1日20単語
・保存できるコンテンツ(単語、動画):200
有料プランの料金と機能
プラン | 検索できる単語数 | 料金(1ユーロ¥163換算) |
level1 | 50 | ¥490(€3) |
level2 | 100 | ¥818(€5) |
level3 | 200 | ¥1,308(€8) |
level4 | 300 | ¥1,636(€10) |
level5 | 400 | ¥1,963(€12) |
unlimited | 無制限 | ¥4,908(€30) |
【効果実証済み】youglishの正しい活用法
ここまでは、youglishの機能をお伝えしてきました。
しかし、冒頭でもお伝えしたように、ただyouglishで検索して勉強した気になっては、ボキャブラリーアップに繋がりません。
ここからは、より効果を最大化させるための使いかたをお伝えします。
【使い時は?】youglishは、知らない単語に出会ったとき使う
ここまでお伝えしたように、このアプリは単語を検索し、その単語が使われているYoutube動画のシーンを一覧で出してくれます。
そのため、TOEICや英会話の勉強で、知らない単語を見つけたときに使いましょう。
活用法①:「単語がどのように使われているか」文脈を理解する
YouGlishでは、単語の意味+文脈が勉強できます。
youglishで、ただ単に日本語の意味を覚えるだけでなく、会話の中で使うシーンをイメージしながら覚えることで、”使える英語”まで落とし込みましょう。
ここでは、具体的な実例を見ていきます。
たとえば、「courage」を調べるとして…
日本語の意味は「勇気」。
しかし、これだけ覚えても会話の中で使えるようにはなりません。
そこで、会話の中でどのように使われているかを調べるためにYouGlishで検索しましょう。
このシーンでは「We take a stand.We show courage.」という文でcourageが使われています。
「わたしたちは立場を明確にし、勇気を出す」と言う意味ですね。
この1文だけで、

「showと一緒に使えば”勇気を見せる”=”勇気を出す”」という意味になるんだな。
という気づきを得られます。
さらに、より理解を深めるために、その単語が使われている文脈を見てみましょう。
このように、同時スクリプト機能で前後の文を確認できます。
直前の文が「we don’t shrink from it」「わたしたちはそれについて気後れすることはしない」
また、この動画は、差別や貧困に関するTEDtalkなので、

このような議題で議論するときに使えそうな単語だな

動画のように誰かを元気づけたりするときに使えるかも
というように、使えるシーンをイメージすることもできますね。
このようにして、実際に英会話の中で使える英語にしていくのです。
活用法②:耳とシーンで単語を覚える
日本語と英単語をただ覚えるだけでなく、YouGlishを使って、単語とシーンを結びつけて覚えるとより定着します。
例えば、「evacuate」という単語。
意味は「避難する」です。
これをYouGlishで検索するとこのようなシーンが出てきました。
さきほど伝えたように、単語の前後の文脈や使い方を学習しながら、動画にも注目します。
洪水で道路が使えなくなり、車や屋根に登って助けを求めるアニメーション。
スクリプトには「ハリケーンカトリーナが起きて影響はいまだに続いている」
「最も避難を必要とする人々〜」
このように、よりたくさんの情報を結びつけておくことで、その情報がトリガーとなって、「evacuate」が必要なときにパッと出てくるようになります。
活用法③:録音機能で音読する
単語は知っているだけでは意味がありません。
相手に伝えてはじめて意味を持つのです。
そのため、動画で単語の使いかたや文脈を理解したら、単語が使われている文を音読しましょう。
先ほどお伝えしたように、YouGlishには録音機能がついています。
動画内のネイティブの発音をマネしながら、正しい発音を身につけましょう。
また、正しい発音を身につけることは、リスニングにも絶大な効果を発揮します。
というのも、正しく言えることは、頭で英語独特の発音を理解しているということです。
そのため、いままで聞き取れなかった巻き舌や「RとL」、thの発音、サイレントレターなどをしっかり理解することができるようになりますよ!
活用法④:ディクテーション
YouGlishには同時スクリプト機能があるので、ディクテーションができます。
ディクテーションとは、聞こえた英語をすぐ紙に書き出すトレーニング。
ディクテーションの手順は
スクリプトを見ずに書き出す➔スクリプトを見て答え合わせ➔知らなかった単語をリストアップ➔もう一度聞き直す
これを1文ずつ繰り返せば、より効果的な使い方ができます。
より詳しい内容は、こちらの記事を参考にしてください。
活用法⑤:リスニングができるチャンネルを見つける
YouGlishで検索をかけるとたくさんのyoutubeチャンネルにヒットします。
中には、自分の趣味やレベル、目的に合ったチャンネルもあるので、チャンネル登録してリスニングの教材にしましょう。
また、本ブログでは英語学習初心者に最適な映像コンテンツを紹介しているので、こちらを参考にしてください。
・youtubeチャンネルはこちら
・ネットフリックス、アマプラなどのサブスクはこちら

【実体験口コミ】youglishのメリットや効果を解説
ここからは、実際にyouglishを使って勉強している筆者が、なぜここまであなたにyouglishをおすすめするのか。
youglishのいいところを解説します。
操作がカンタン!
まず1つ目が、操作がとてもシンプルなところ。
単語を検索するだけで、youtube動画の一覧が出ます。基本的な使いかたはgoogle検索と一緒ですね。
また、リスニング学習に必要な機能(速度調整、同時スクリプト機能など)がワンタップで使えるようになっています。
余計な操作や機能はなく、調べたい単語をすぐにチェックできるのはgood pointでした。
ネイティブが単語をどのように使っているかがわかる
英単語を覚えるとき、単に日本語の意味と結びつけて覚えていませんか?
なんて書いてあるか調べるだけなら、これが一番手っ取り早い方法ですが…
覚えた英単語が英会話の最中に、パッと出てくるようにはなりません。
要するに、”使える英語”が身についていないのです。
この”使える英語”を身につけるには、覚えた英単語がどんなシーンで、どのような意味合いで使われているのかをしっかり理解しなければいけません。
この点、YouGlishで調べれば、ネイティブが単語を使うシーンがすぐに見れるので、単語についての理解をより深めることができます。
結果的に、ただ暗記していた英単語を、”使える英語”まで落とし込むことができるのです。
この記事ではこちらで、YouGlishを使って”使える英語”に落とし込むまでの具体的な実例を紹介しています。
ネイティブの発音をマネして精度アップ!
YouGlishの機能に、録音機能があります。
youtube動画で単語の箇所を聞いたあとすぐに、この録音機能を使うことで、正しい発音を覚えることができます。
このように、単語の意味を理解し、どのように使われているか見て、発音する。
耳と目と頭をフル活用すれば、単語を身体で覚えることができ、定着度がアップしますよ!
youglishを使うときの注意点とは?
ここまでは、YouGlishのメリットや使いかたを解説してきました。
一方で、使っていると、「ここ気をつけたほうがいいな」というデメリットにも気づきました。
youglish利用する前に、注意点を理解しておきましょう。
見る動画をしっかり選ぶこと

単語を検索すれば、その単語をネイティブが使うところを見れるのがyouglishのいいところです。
しかし、検索結果が無作為にズラッと出てくるので、自分のレベルに合わない動画も出てきます。
あまりにも自分の英語学習の目的やシチュエーションと関係ない動画を選んでしまっても、リスニングがついていけず、重要な「ネイティブがどういう文脈で単語を使っているか」がいまいち理解できません。
そのため、自分の趣味や目的、レベルに合う動画をしっかり選んで、勉強するようにしましょう。
youglishはあくまでサブ教材として使う
英語学習におけるYouGlishの目的は、「知らない単語を検索し、どのように使うか理解する」ことです。
そのため、単語を理解することには効果がありますが、英語を話せるようになるには、たくさん英会話することが必要不可欠です。
この点に関しては、youglishにAIなどの会話機能はついてないので、別途アプリorオンライン英会話で鍛える必要があるでしょう。
「わからなければ日本語で質問OK!オンライン英会話「ワールドトーク」」は、日本人バイリンガルが講師のオンライン英会話です。
日本語で質問できるし、つまずくポイントを理解してくれているので、無理なく続けられます。
また、アプリでは「【スピーク】無料登録はこちら→」がおすすめ。AIと英会話できるだけでなく、文法や頻出フレーズが網羅的に学べます。

実体験レビューはこちら↓
このように、オンライン英会話で英語のアウトプット➔YouGlishで単語検索➔英会話で使う
このように、サブ教材としてYouGlishを使うのが良いでしょう。