こんな悩みを抱えていませんか??
・英語話せるようになりたいけど、文法がなんかニガテ意識ある…
・最低限の文法があれば英語が話せるって聞いたけど、具体的に何を勉強すればいいの?
英語を話せるようになるためにはまず、英語の基礎を最低限理解する必要があります。そのために、最初のステップとして”文法”を勉強しましょう。
では、具体的にどこまで文法を勉強したらいいのでしょうか。この記事では、こんな事がわかります。
英語が話せるようになるためには、アウトプット量(会話)が大切です。
しかし、中学レベルの文法(英語の基礎)が分からないまま闇雲に量をこなしても、なかなか上達しません!
この記事で、英語が話せるようになるには、どのような文法を勉強すればいいのか理解しましょう!
☑大学卒業後、オーストラリアで語学留学
☑現地サッカーチームとセミプロ契約。1シーズン半プレー
☑現地レストランで接客担当
☑帰国後対策も特にせずTOEIC720
【たったこれだけ】スピーキングに必要な文法を教えます
5文型
まずは英語の語順を理解してください。
どの英文も、5つの語順に分類されています。
つまり英語はどんなに複雑に見えても、この5つのどれかに当てはまるわけです。
5つだけならすぐ覚えられそうですよね!
それぞれ確認し、例文と解説を見ながら頭に入れてください。
1, s(主語)+v(動詞)
一番基本的な文型であり、文の幹になる部分です。
英語は主語の後、すぐに動詞が来ます。
日本語は一番最後に動詞が来るので、ここが最も大きくちがう点になり、日本語話者が頭を悩ませるポイントです!
英語には必ず主語と動詞があり、このSV文型は「SはVする」という意味になります。
このsとvを軸に、c(補語)やo(目的語)の飾りをつけ、より詳しい文を作っていくイメージです。
例
・I sleep on the bed.
わたしは(s)、寝る(v)、(ベッドで)
・My sister comes here.
わたしの妹は(s)、来る(v)、(ここに)
・He stands there.
彼は(s)、立つ(v)、(あそこに)
2, s(主語)+v(動詞)+o(目的語)
s+vの軸に、o(目的語)を追加することで、「SはOをVする」という表現ができます。
o(目的語)とは、具体的に名詞、代名詞、to不定詞、動名詞、名詞句のことを言います。
例)
・I love you.
わたしは(s)、愛してる(v)、あなたを(o)
・I want to be a doctor.
わたしは(s)、なりたい(v)、医者に(o)
・My friend makes cookies for me.
わたしの友達は(s)、作る(v)、クッキーを(o)、(わたしのために)
3, s(主語)+v(動詞)+c(補語)
s+vの軸に、c(補語)を追加することで、「SはCである」「SはCになる」という表現ができます。
c(補語)というのは、s(主語)の状態や性質を表すものです。
つまり、c(補語)はs(主語)を説明する単語。S=C という意味になるわけです。
よって、s(主語)+v(動詞)+c(補語)のv(動詞)は、「〜である」「〜になる」といったSとCを=(イコール)でつなぐ意味の単語になるわけです。
例)
・I am(v) a soccer player for Urawa reds.
わたしは(s)、サッカー選手だ(c)、(浦和レッズの)
I(s) = a soccer player(c)
・He looks angry.
彼は(s)、〜のようだ(v) or 〜に見える(v)、怒っている(c)
He(s) = angry(c)
・This soup tastes hot.
このスープは(s)、味がする(v)、辛い(c)
This soup(s) = hot(c)
4, s(主語)+v(動詞)+o1(目的語1)+o2(目的語2)
この文型ではv(動詞)のあとにo(目的語)が2つ連続して、「Sはo1にo2をVした」という表現ができます。
つまり、o1には基本的に人が入り、o2には物が入ります。
また、v(動詞)は主に、”人から人に何かが渡る” ”誰かの為に何かをする” という2つの意味を持ちます。
例)
・I gave my son a present.
わたしは(s)、あげた(v)、息子に(o1)、プレゼントを(o2)
・Mike paid her 1000 yen
マイクは(s)、払った(v)、彼女に(o1)、1000円を(o2)
・He cooked his family dinner.
彼は(s)、作った(v)、彼の家族に(o1)、ディナーを(o2)
5, s(主語)+v(動詞)+o(目的語)+c(補語)
この文型では、s+vを軸に、o(目的語)とc(補語)がつながって、「SがOをCする」という表現になります。
s+v+cのところでは、S=Cが成り立ちました。
s(主語)+v(動詞)+o(目的語)+c(補語)では、O=Cです!
そのため、o(目的語)は主に人や物、cはoを説明する形容詞や名詞などが入ります。
例)
・Exercise keeps you healthy.
運動は(s)、保つ(v)、あなたを(o)、健康に(c)
you(o)=healthy(c)
・The story made him excited
その物語は(s)、〜させる(v)、彼を(o)、興奮する(c)
him(o)=excited(c)
・We call her professor
him(o)=professor(c)
わたしたちは(s)、呼ぶ(v)、彼を(o)、教授と(c)
時制
時制は、話の内容がいつ起きたのかを示すために必要なルールです。
英語には全部で12種類の時制があります。
その一つ一つにルールがあるのですが、初心者のうちはとりあえず、以下の4つを頭に入れておきましょう。
この4つさえわかっていれば、大抵のことは表現可。
勉強を進めていく中で、少しずつ他の時制も理解していき、表現の幅を広げれば大丈夫です!
・現在形
「習慣」と「不変の事実」を表します。
I wake up at 8am in the morning.
わたしは、起きる、8時に、朝の
・過去形
「過去に起きた出来事」を表します。
動詞の最後にedをつけることで表現できます。(動詞の単語によって、例外あり)
I woke up at 8am this morning.
わたしは、起きた、8時に、今朝
・進行形
「今現在起きていること、行っていること」を表します。
be + 動詞ing で表現できます。
I am studying English now.
わたしは、勉強している 英語を 今
・未来形
「未来に起きるであろう出来事や予定」を表します。
will+動詞の原形 で表現します。
I will study English tonight.
わたしは、勉強するだろう、英語を、今夜
to+不定詞
to+不定詞は、to のあとに動詞をつけて、以下の3つの意味を表します。
これを頭に入れておくと、日常生活で使う表現がかなりカバーできます!
・〜するために
I am learning English to go to Australia.
わたしは、学んでいる、英語を、オーストラリアに行くために
・〜すること
I want to do my homework.
わたしは、ほしい、することを、宿題を
・〜するための
I need something to eat.
わたしは、必要だ、なにか、食べるための
疑問文
疑問文は、相手に何かを質問したいときに使います。
この疑問文もたくさん種類がありますが、初心者であれば、以下の3つの使い方を覚えればOKです!
勉強していく中で必要に迫られたときに都度学んでいけば問題ありません。
1,be動詞の疑問文
平叙文にbe動詞がある場合は、そのbe動詞を一番前に持ってきて疑問文を作ります。
例
・You are busy now. → Are you busy now?
・He is a doctor. → Is he a doctor?
2,一般動詞の疑問文
平叙文に一般動詞がある場合は、一番前にDoを持ってきます。
このDoは、主語や時制によって変化するので気をつけましょう。
例
・You have a pen. → Do you have a pen?
・You did homework. → Did you do homework?
・He plays tennis. → Does he play tennis?
3,疑問詞の疑問文(5w1H)
What(なに),When(いつ),Who(だれ),Which(どれ),Where(どこで),How(どのように)を前に持ってくる疑問文です。
例
・What are you doing?
・Who are you?
・Which do you like, cat or dog?
否定文
否定文は、「〜ではない」というような、何かを否定したいときに使います。
基本的に、文章の中にnotを入れるだけです。
しかし、問題はどこに入れるのか。
・be動詞がある場合は、その後ろに入れます。
I am not your mother.
・一般動詞がある場合は、do または doesの後ろです
She doesn’t play baseball.
I don’t want to do your homework.
・助動詞を含む場合は、その後ろです。
I can’t see you.
You shouldn’t give him it.
助動詞
助動詞は、その名の通り動詞を助ける品詞です。
原型動詞の前に置くことで、その動詞に追加で意味をもたせることができます。
よく使う助動詞は5つです。覚えて使えるようになればかなり表現の幅が広がりますよ!
1,can(~することができる)
I can speak English.
わたしは、〜することができる、話す、英語を
2,should(~するべきだ)
You should go back home.
あなたは、〜するべきだ、帰る、家に
3,must (~しなければならない)
She must tell her boyfriend about it.
彼女は、〜しなければならない、教える、彼女の彼氏に、それについて
4,may(~かもしれない)
I may have a baby!
わたしは、かもしれない、持っている、赤ちゃんを
5,need(~必要がある)
He needs to get the credits.
かれは、必要がある、取る、単位を
【脱初心者】スピーキングを上達させるコツ
ここまでは、初心者向けに、最低限スピーキングに必要な文法を紹介しました。読んでもらえるとわかるように、中学高校でやってきた文法の、4分の1程度しか使わないですよね!
このように、中学レベルの英文法だけおさえておけば、日常英会話が成り立ちます。
しかし、文法を覚えたからと言って、スラスラと英語が出てくるようになるかと言われるとそうではありません。
単語やボキャブラリーの強化に加えて、スピーキングのコツを知ることで、成長スピードがぐんと上がりますよ!
ここでは、文法と一緒に押さえておきたいスピーキングのコツをお伝えします!
スピーキングはイメージをとらえる!
英語を話す時、言いたいことを日本語にして、そこから英語の文を組み立てていませんか。
それでは、時間がかかって会話どころじゃないですよね…
そこで、言いたいことを、イメージで捉えるように意識してください!
例えば、「わたしはサッカーがしたい」 と言うとします。
あなたは、I want to play soccer を口に出すまでに、
「わたしは、サッカーがしたい」と言いたいな
↓
↓
↓
えーと、I soccer want to play
↓
↓
↓
動詞が先だから、
I want to play soccer
↓
↓
↓
よし、”I want to play soccer!”
みたいな感じだと思います。
これだと伝えるまでに時間がかかり、ギクシャクした会話になりますよね。
ここで、「わたしはサッカーがしたい」をイメージで捉えてください。
例えば、こんな感じです。
わたしはサッカーがしたい
↓
↓
↓
↓
↓
↓
”I want to play soccer!”
こんな感じです。
英語が話せる人は、日本語→英語という作業ではなく、ぼんやりとイメージを作り、それを英語で説明していくように話しています。
このコツを意識してスピーキング練習を重ねることで、段々と日本語を介さず、そのまま英語で文を組み立てられるようになります!
そのため、英単語と日本語ではなく、イメージを結びつけて覚えるようにしてください。
また、スピーキングの勉強で、アウトプットとして一人でもできる効果的なのが、英語アプリです!
音声認識機能やAIが会話相手になり、発音や文法の間違いも指摘してくれます。初心者でも緊張せずにレッスンできるので、スマホさえあればスピーキングが上達しますよ!
単純な文に変換せよ!
Q1,英語訳してください。
失敗は成功のもとです。
どうでしょうか。
もし例文の日本語をそのまま訳そうとしたら、少し難しくないですか?
では、こちらを英語訳してください。
Q1,英語訳してください。
失敗は、わたしに成功を教えてくれます。
ちょっとできそうじゃないですか?
Failure teaches me success.
このように、日本語からそのまま英語に訳すのが難しい時、意味をそのままに、自分が表現できる簡単な文に置き換えるのが、スピーキングのコツです!
これは、先ほど紹介した「瞬間英作文トレーニング」や実際に英会話を繰り返し行う中で、少しづつ身につきます。
アウトプットを意識して勉強していきましょう。
スピーキングを上達させるには、オンライン英会話が最適です。
英語のキソを理解し、ある程度英文を頭の中で作ることができれば、あとは英会話の数をこなすことが大切です。
ここまで来ると、独学でやるより、オンライン英会話を使って講師や他の生徒と会話するほうが効率よく、たくさん会話の機会を得ることができるでしょう。
また、オンライン英会話スクールでレッスンをする上で一番やってはいけないことがあります。
それは、オンライン英会話スクールに頼りすぎること。
レッスンを受けてるからといって、自習を怠ってはいけません。レッスン内で分からなかった表現を復習したり、もっと話す内容を増やすために単語を勉強したり…
レッスンはあくまでアウトプットの場だと認識しましょう。