こんな疑問を解決します!

NHKラジオ英会話が良いって聞いたけど、実際のところどうなの?

NHKラジオ英会話の使い方を教えてほしい!

NHKラジオ英会話の効果的な勉強法を教えて!
使うまでの経緯…

☑大学卒業後、オーストラリアで語学留学
☑現地サッカーチームとセミプロ契約。1シーズン半プレー
☑現地レストランで接客担当。ネイティブとコンストラクション現場で仕事。
☑帰国直後、特に対策もせず挑んだTOEICでは700…
オーストラリアから帰国し3年が経過。
日々の業務で多忙な毎日を送る中、徐々に日本社会に染まっていく自分を感じていました。
それと同時に、少しずつ現地で培ってきた英語を忘れていく…
「あのときあんなに頑張ったのに!このまま忘れるのはもったいない!」
そう思い立ち英語学習を再開しました。
調べていくうちに、”NHKラジオ英会話”なるものを発見。
口コミ評価も高いし、現地でつかってた表現や基礎的な文法を全体的に勉強できる。
なにより、「NHKだからかなり信頼できそうじゃね!?」
そんなこんなでテキストを買って、ラジオを聞きながら3ヶ月経過。
結果的に、その後受けたTOEICでは700(3年前)→740にスコアアップしました!

スコアはまだまだだけど、帰国直後のスコアを超えられたことに感動!
ラジオ英会話に、一定の効果があると言って良いと思います。
この記事では、”NHKラジオ英会話”を3ヶ月つかって感じた効果や懸念点、実際に効果があった使い方をお伝えします!
つかってみて思ったのが、ラジオ英会話はめちゃくちゃ良質な教材。しかもこれを660円で使えるのはかなり破格です!
でも、ラジオを聞いて、それ通りに進めるだけだと、期待した効果が発揮されず、お金も時間もムダになります。
この記事を読んで、”NHKラジオ英会話”の効果的に使う勉強法や、あなた自身に合っているのかを理解して、有意義な学習をしていきましょう!
NHKラジオの使い方とレッスンの流れ
まず、NHKラジオ英会話を使うには、
・テキスト
・音声(ラジオ)
が必要になります。
①テキストを用意
テキストは、書籍or電子書籍を買います。
電子書籍の購入はこちらから→
kindle版は¥580
書籍は、書店で¥660で購入できます。
どっちでも試しましたが、個人的には、書籍のほうが、ラジオ聴きながらすぐにメモできるので、使いやすかったですよ。
②ラジオ音声を用意(アプリ)
音声は、公式NHKラジオアプリ「らじるらじる」を利用。
放送時間は、平日の朝6時45分から15分間。「ラジオ英会話」という番組が流れます。
放送から1週間は、聞き逃し配信があるので、好きな時間に勉強できますよ!
・Androidはこちら→
・App storeはこちら→
NHKラジオ英会話のレッスンの流れ
次に、どんな感じで学習が進んでいくかの解説です。
”ラジオ英会話”というラジオ番組を聞いて、テキストを見ながらレッスンを進めていくんです。
日常生活の会話文を中心に、基本表現や英文法を学ぶ
①会話文を聞く
全文→1文ずつ(英→日)
使われている単語やフレーズをチェック!
②文法確認
キーセンテンスをピックアップし、解説。
例) キーフレーズ So do I.
助動詞→主語の倒置文。Me too.よりも感情をのせる
③瞬間英作文
学習した文法をもとに、瞬間英作文を3問。
例)こんなケーキ食べたことない!→Never have I tasted such a delicious cake!
月から木曜日の内容を総復習
1週間で覚えた文法や表現を使って、ケーススタディを行います。
例)スーパーの惣菜コーナーで、同僚に会いました。
「偶然だね!何をしているの??」と聞かれたらなんて答えますか?シチュエーションを想像して、英語で答えてみましょう。
【3ヶ月つかった感想】NHKラジオの良いところと懸念点
以上の流れで、NHKラジオ英会話を3ヶ月継続。
この間に感じたことを簡単にまとめると…
・レッスン内容とコスパがよくて、忙しくても続けやすかった
・実用的な英語が学べる
・伝わる英語が身につく
・別軸でアウトプット学習やったほうがいい
・中級者以上には物足りないかも
筆者が感じたのはざっくりとこんな感じ。
結果的に英語力はアップしましたが、他の人に薦めるには懸念点もあるなと。
順番に解説していきます。
良質な教材とコスパ
まず感じたのが、教材としての質が高い!
そしてそれをこのコスパでできるのはありがたい!
それもそのはず。
NHKが展開している英語学習サービスだし、出演者も、言語学教授やカリスマネイティブ講師、バイリンガル俳優など実績十分。
・大西泰斗氏
・David Evans氏
・秋乃ローザ氏
実際の海外生活でおこる英会話から表現や文法が学べるから、実用的な英語が学べます。
ただ覚えるだけじゃなくて、自分がスピーキングで使うならどう使えるか。どんな文脈で使うかが理解できるから、
学んだ内容を繰り返し口で言えば、すんなりスピーキングに生かされましたよ。
だから、イチから英文法書をこなしていくより、全然効率いい。
しかもこれを教材代の¥660(/月)で使えるのは、めちゃくちゃ安い!
海外生活でつかう内容がめちゃ出てくる!
筆者はオーストラリアでアスリート活動したり、ネイティブと仕事&シェアハウスしてましたけど、
「これ、めちゃ使うわ!」「ネイティブの友達もこの表現つかってたな!」「これ覚えてたらもっと表現の幅が広がってたのになあ」と思うことがたくさんありましたね。
さらに、レッスンの最後に「瞬間英作文」のセッションがあるので、内容理解→実践の流れが、より定着度をアップしてくれます。
よって、こんな方にピッタリだと思いました。
・海外で生活することを目標に英語を学んでる方
・留学希望の方
・旅行のために英語を学んでる方
伝わる英語が身につく!
ラジオ+テキストで勉強していると、ちょうど疑問に思ったところを解説してくれたり、
このように話せばネイティブに伝わりやすいよ!というように、
かゆいところに手が届くアドバイスが多いなと思いました!
例えば、先ほど例に出てきた So do I.
助動詞+主語の倒置文。

David Evans氏
最初は疑問文じゃないの?っておもいますよね!

大西泰斗氏
倒置法にすると感情がのります。私も私も!!みたいな。だから、ここは文脈を理解して感情が乗っているか。話者の発音の強調があるかを参考にしてみてください

秋乃ローザ氏
元気に、強い発音で言ってみましょう。 So do I! …
このように、バイリンガル講師が日本語を交えて、丁寧に説明してくれます。
このようなラジオ解説に加えて、教材のレイアウトも見やすいし、解説もわかりやすいので、不明点はほとんどなかったと思います。
また、初心者から中級者にちょうどいいスピードで英文を読んでくれるので、リスニングもつまずく事はありませんでした!
よって、このような方にピッタリです。
・中学英語を学び直したい英会話初心者
・正しい英語をネイティブのアドバイスをもとに学びたい方
・実践的な英語の知識を学びたい方
別軸でアウトプット学習をやったほうが良い
自転車に乗れるようになりたいのに、自転車の構造や機能を勉強しても永遠に乗れるようになれませんよね。
実際に乗ってみて、何度も転んで、バランスの取り方をマスターして、スピードを上げる。
みなさんもこうやって乗れるようになったと思います。
英語も同じで、知識を詰め込むだけでは意味はなく、実際に使えないと意味がありません。
その点、ラジオ英会話は、あくまで、スピーキングのための知識をインプットするという位置づけだと思います。
だから、ラジオ英会話だけでは、英語でコミュニケーションが取れるようにならない。
別軸でアウトプット学習をやったほうがいいと思いました。
もし、教室に通う時間がなかったり、使えるお金が限られている場合は、AIアプリがおすすめです。
筆者のおすすめは、実際に使ったところでいうと、「ディアトーク(公式HP)」と「gymglish(公式HP)」の2つ。
どちらもスマホさえあればどこでもAIと英会話できます。
気を使う必要も緊張することもなく続けやすいと評判で、コスパもgood。
こちらにレビューと口コミまとめ記事を貼っておくので、チェックしてみてください.
中級者以上には物足りないかも
ここまで紹介してきたラジオ英会話ですが、対処レベルはB1(7段階中4)
NHKのレベル区分はこちら↓
つかってみた感覚的に、TOEIC450〜550くらいのレベル感だとおもいます。
シチュエーションも日常的なものが多く、中学で学ぶ内容や単語がメイン。
よって、プレゼンやディスカッション、自己主張など、ビジネスなどで使うようなより複雑なシチュエーションをガンガン鍛えたい方には物足りないと思います。
【実証済み】NHKラジオの効果が出る使い方
ここまでは、ラジオ英会話の感想をお伝えしてきましたが、3ヶ月つかってみて強く感じたのが、
ただラジオを聞いて進めるだけでは、効果は薄いな…
ということ。
お伝えしたように、NHKラジオ英会話は、アウトプットの機会が少ないので、これからお伝えすることを意識しないと、成長度が落ちてしまいます。
そこで、筆者がラジオ英会話の良質な教材を最大限活かすために、どんなことをしたのか。
ラジオ英会話でどのように英語力を上げたのか。
解説していきますよ!!
シャドーイング
レッスンの冒頭部分は、ただ聞き流すだけではなく、シャドーイングをしながら行いましょう。
聞いた英語をすぐに口に出してマネすることで、英語独特の発音に慣れることができます。
聞き逃し配信を利用
①語彙、単語を確認
②全文をリスニングする→意味理解に集中。7〜8割理解したら次へ
③リピーティング→スクリプトを見ながら、1文ずつリピート
④シャドーイング→感情をのせて、誰かに伝えるように
シャドーイングのコツは、こちらの記事からチェックしてください。
ディクテーション
さきほど紹介したシャドーイングは、発音理解やリスニングに効果を発揮しますが、
難易度が高く、特に初心者の方は挫折しやすい傾向にあります。
そこで、おすすめなのが、ディクテーション。
セリフごとに、聞こえた英語を書き出す。
これを繰り返します。
こちらはシャドーイングよりも自分のペースで、着実に進めることができるので、初心者の方におすすめです。
聞き逃し配信で、スクリプト全文が流れたあとに、1文ずつ講師が音読するフェーズを利用する。
①講師のセリフを聞き取り
②ノートに聞き取ったセリフを書き出す
③スクリプトを確認→答え合わせ、語彙の確認
④ ①~③を繰り返し、内容を要約
より詳しいディクテーションのコツやポイントは、こちらの記事をチェックしてください。
キーセンテンスをつかって英語日記
1つのレッスンには、必ずキーセンテンスがあります。
このキーセンテンスに、日常で使うフレーズや文法がつまってるんですよね。
これをただラジオで解説を聞いて、勉強した気になっていてはダメです!
覚えた内容を使い、口に出すことで、体で覚えていきます。
英会話で必要なときに、0.1秒で出てくるまでにしましょう。
そこでおすすめなのが、英語日記。
キーセンテンスを使いながら、今日起きた出来事やその時の感情などを、英語で書きます。
最初は1~3文でいいので、毎日続けることが大事ですよ。
①スケジュール帳を購入
②その日に起きたことを英語で書く→5w1hを意識。少しでも良いので毎日行う
③書いた文を声に出す
④1週間後、書いてきた内容をもう一度音読→おかしな点があれば見直し
より詳しい英語日記のポイントや勉強法はこちらの記事をチェックしてください。
AI英会話と同時進行ですすめる
先ほどお伝えしたように、ラジオ英会話はあくまでインプット学習がメイン。
ある程度基礎が固まったら、インプット3割:アウトプット7割くらいで勉強するほうが、早く英語が話せるようになりますよ。
そのため、ラジオ英会話でインプット→AI英会話アプリでその内容を会話でアウトプット。
わからなかったところはラジオ英会話や、他サービスで学習。
このような学習→実践→修正のサイクルで行えば、少しずつ話せるようになります。
先ほど紹介したアプリ「ディアトーク(公式HP)」や「gymglish(公式HP)」のほかにも、安くて優秀なアプリはまだまだたくさんあります。
こちらの記事を読んで、あなたに合うAIアプリを探してみてください!
また、英語の基礎を身につける学び直しアプリといえば「duolingo」ですよね。
こちらの記事に、オーストラリアに行く前に利用していたときの効果や感想をまとめたので、ご覧ください。