英語アプリmikanの無料版と有料版のちがいって？
無料版でも効果あるの？
私は有料版にするべき？無料版でも十分？
この記事では、2年ほど英語学習をしてオーストラリアへ渡豪。現地で1年半セミプロアスリートとして活動&シェアハウス（withネイティブ）した筆者が以下のことについて解説します。
気軽に英単語学習ができるだけでなく、様々な英語書籍を無料で閲覧できる英語学習アプリmikan(ミカン).
とても人気があるアプリですが、使っていると、有料プランがあることが表示されます。
はたして、この有料プランと無料プランの違いは何なのでしょうか。
また、無料プランだとどんな機能がどこまで使えて、満足行く勉強ができるのでしょうか？
この記事では、実際に筆者が無料版と有料版を使い、このような質問に答えていきます。
「英語が話せるようになりたい。」そんな人に向けて効果的な学習方法やスピーキングのコツを紹介。
これまで30以上の英会話アプリ、スクールをレビュー。
オーストラリアでプロアスリートとして契約を勝ち取り、現地セミプロリーグで1シーズン半プレー。契約交渉も自ら行う。
現地ではネイティブと仕事＆シェアハウス。
帰国後TOEIC受験。300→720
ネイティブの方ともストレスなく英語で会話できるようになりました！
英語アプリmikan(ミカン)無料版でできることはこちら
①単語学習機能
こちらの画像のように、まずはこちらから英語教材を選択します。
無料版で使える書籍は、全部で36冊（単語熟語教材34冊、文法問題集2冊）。
教材選びは英語学習において非常に重要です。自分のレベルや学習目的から、教材を選択しましょう！
書籍を選択後、こちらのように4択問題を解くことができます。
単語問題は1セッション10問程度。終わったら以下のような表示が出て、間違えたところやもう一度勉強したい単語にチェックができます。
一問ごとに制限時間があるので、なるべく早く質問に答えていきましょう。
②my単語帳
このアプリでは、わからなかった単語を書き留めておけるように、単語帳機能もついています。
しらない単語を見つけたり、「この単語、会話で使えそう！」という英単語があった場合は、単語帳に登録すれば、後で見直すことができますね。
なお、無料版の場合、単語帳に登録できるのは20単語（/月）までです。
③mikanテスト
mikanテストとは、英単語→日本語を選択する4択テストです。
出題数は50問。1問5秒で、一度間違えたら終了。出題範囲は中学から高校レベルの基礎単語、TOEIC、センター試験の英単語です。
また、この画面のように受験者の中で自分が何位なのか順位も分かるようになっています。
日々の英単語学習のテストに、腕試しとして利用できる機能ですね！
④学習記録
この画面のように、一日にどれくらい勉強したかひと目でわかります。
学習記録をつけておくことは、モチベーションの維持やスケジュール管理を見直す意味でも重要ですよ！
mikanは無料版でも一括管理し、もし一定時刻にログインしていなかったら通知が来るので、うっかり勉強を忘れるなんてこともないはずです！
【料金プランも】英語アプリmikan(ミカン)有料プランでできること
Liteプランで使えるようになる学習機能
・回答を隠せる暗記シート機能
問題前に「詳細設定」をタップして「暗記シート」をONにすると…
選択肢を隠すことができる！
選択問題のデメリットは、ある程度答えを予測できるので、回答レベルが下がってしまうことです。
英語の意味を日本語を介して理解するクセがついてしまうので、単語問題は正解できても、会話で使える英語は身につきません。
その点、暗記シートを活用すれば、単語を見た瞬間に意味を”イメージ”する訓練になるので、しっかり定着しますよ！
・音声を聞いて意味を当てるリスニングモード
問題前に「出題形式」が選べるようになる
「リスニング」を選択すれば、単語の発音から意味を選択する問題ができる
英単語は、英語から日本語にできてもあまり意味がありません。
英語が話せて、理解できるようになるためには、日本語を介せずに「英語を英語で理解する」ことが重要。
そのためには、単語を見たり、聞いた瞬間に意味がイメージできるようにならなければいけません。
さまざまな出題形式でも意味が浮かぶように訓練しましょう。
・辞書機能が無制限に
無料版では月20単語でしたが、Liteプランで無制限になります。
・電子書籍が37➔137冊も閲覧可能に！
このように、単語と熟語の参考書が137冊から選べるようになります。
無料版では37冊だったので、かなり制限が取れますね。
問題集はビジネス英語やTOEIC,TOFLEなどの単語、日常会話に出てくる単語など、目的に応じて選ぶことができます。
・文法・問題集（1冊）
Premiumプランにすると使えるようになる機能
・TOEIC、英検の出題形式に対応したリスニング問題
Liteプランよりもたくさんの問題集が選択可能に。
TOEICや英検の問題集も豊富に揃っています。
本番と同じようにリスニング問題を解くことができます。
Premiumでは、単語問題はもちろん、リスニングやリーディングの対策もできます。
試験対策でmikanを利用する場合は、Premiumに加入するべきです！
・TOEIC、英検の出題形式に対応した文法問題
長文読解や文法問題も、本番と同じ形式で対策できます！
回答解説がついてるので、間違えた問題もしっかり修正できます。
・電子書籍の閲覧が無制限に
Liteプランでもたくさんの書籍がダウンロードできましたが、Premiumでは無制限になります。（137冊➔187冊）
また、Liteプランでは制限があった参考書や問題集も制限が取れます。
【2024年11月最新】プランと料金
ここまで紹介したように、英語学習アプリmikan（ミカン）有料プランは、LiteプランとPremiumプランの2種類があります。
料金はこちら。
・Liteプラン ¥7,200（¥600/月）
・Premiumプラン ¥12,000（¥1,000/月）
【mikanつかってみた】無料版でOKかどうかは人によります
ここまでは、mikanの内容や無料版と有料版のちがいについて解説しました。
無料版だとたくさん問題をこなせるけど、いくつか制限がありましたね。
では、無料版でも効果は期待できるのでしょうか？
ここからは、実際につかってみて、無料版でも効果があるのか、どんな人が有料版にするべきなのか検証します。
日常英会話を勉強している方には無料版でも効果あり！
実際につかってみてかんじた、mikanの強みはズバリ量をこなせるということです！
無料版でも自分の目的とレベルに合った教材を36冊から選べるし、
こなせる問題数は無制限なので、たくさんの英単語と出会い、問題を解くことができます。
これにより、英会話に必要なボキャブラリー（英単語、英語表現の量）強化にはかなり効果が期待できるでしょう。
しかし、無料版では日本語→英語にする問題しかないので、ただ問題を解くのではなく、以下のことに注意してmikanをつかってみてください！
・目的にあった書籍を選び問題を解く
・解答スピードを意識しながら解く
・音声を聞き、発音をマネしながらと解く
・英語→連想されるイメージを結びつけて覚える
・出会った英単語で例文を作ってみる
以上のことを意識しながら使えば、日常英会話で使う英単語を勉強したい方には、無料版でもかなり効果アリでしょう！
しかし、英語が話せるようになるには、mikanだけでは不十分です。
素早く正しい順番で文を作り、正確な発音で伝えなければならないのです。
英語がスラスラ話せる人は、頭の中で高速で英語パズルをしているんです。
単語は、あくまでパズルのピース。
たくさんもっていると作れる絵柄は増えますが、組み立て盤がないと完成しませんよね。
これと同じように、英単語を知ってるだけでなく、正しく組み立てるルール（文法）とスピード、テクニックが必要なのです。
英文を正しく素早く組み立てられるようになるには、やはりたくさん英会話するのが一番の近道です。
オンライン英会話やAI搭載アプリで英会話をしながら、mikanで単語を強化する。
これが英会話上達のための、一番の近道でしょう。
オンライン英会話のなかでも、「ネイティブキャンプ」か「レアジョブ英会話」なら、安価で実績があるレッスンが受けれます。
予約もいらず夜遅くでもレッスンが受けれるので、忙しい社会人や学生さんの最初の一歩としては抜群でしょう。
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また、AI搭載アプリでは「１日１５分！AI搭載ユーモラスなレッスンで英語力アップ 【gymglish】」がおすすめ。リーディングや文法、AIとの英会話レッスンまでできる万能アプリです。
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また、こちらの記事には、その他のスピーキング力アップにつながるアプリがまとめてあるのでチェックしてください。
【英語学習アプリmikan】有料版にすべき人とは？！
無料版でも一定の効果は期待できますが、学習の目的によっては有料版でないと満足行く勉強ができません。
そこで、ここからはmikan有料版はどんな人が使うべきなのか？解説していきます。
資格・試験で高得点を目指す人
お伝えしたように、有料プランではTOEIC、英検対策に必要な機能がそろっています。
試験対策用に書籍を買うと、問題集や解説書などを揃えて大体3,000円〜ですよね。
その点、本番の単語問題やリスニング問題が同じ形式で解けるし、文法問題などの解説書などがたくさんダウンロードできることを考えると、月1800円でこの機能はかなり安いと思いますよ！
とくにPremiumプランでは、参考書や問題集が大幅に増えるので、より実践的なスキルを身につけるのに効果的。
以上のことから、試験資格目的で英語を勉強している方は、試験に必要なボキャブラリー強化から試験問題対策までできる有料版をおすすめします。
使ってみた感じでいうと、TOEIC600以上を目指す方はpremiumにしたほうがいいと思います。TOEICは時間との勝負。
特にリーディングでは、短時間でしっかり文章を理解する能力が必要です。
基礎が固まったら、どんどん量をこなして早く正確に読む訓練をしましょう。
また、TOEIC対策はオンライン英会話の試験資格コースを受講するのも効果的ですよ。
なかでも「英検対策に強いオンライン英会話「ワールドトーク」」は、英検、TOEIC対策コースが充実。
英語をイチから勉強したバイリンガル日本人が多く、つまずくところも丁寧に説明してくれるでしょう。
その他の安くて初心者に優しい、試験対策もできるオンライン英会話はこちらをご覧ください。
リスニングを基礎からブラッシュアップしたい方
英語音声をただ聞きながしても、リスニングは上達しません。
英語独特の発音を理解し、英単語がどのように聞こえるかを知らなければ、意味を理解できないのです。
そのため、その英単語と発音、意味をつなげる必要があります。
その点、mikanの有料版にすることで、日本語→英語、英語リスニング→日本語、さらに空欄穴埋め問題で文法強化もできます。
よって、ボキャブラリー強化だけでなく、リスニングや文法の正確性もブラッシュアップできるでしょう。
英単語を覚える時に、発音や聞こえ方も一緒に覚えることで英語理解力の向上にもつながり一石二鳥です。
